株式会社チスイ

水に囲まれた日本列島の美しい風景を護り、安全な暮らしを築きます。 株式会社 チスイ
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岩手県 三陸町越喜来地区

型式:中空三角ブロック1t、2t型

沿岸漁民の宝「アワビ」を増産するため、中空三角ブロックを「アワビ礁」として設置。
2年後、引き揚げて調査したところ、アワビ・ウニ・ホヤ等がしっかりと生息していました。
写真のブロックにはアワビが60個、ウニ・ホヤが各10個程度、棲息していました。

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岩手県 陸前高田市赤磯地区

型式:ネストン16t型(改良)/アラメ増殖タイプ

ネストン16t型に中間育成・管理したアラメを移植できるように改良。
付近海域の重要な磯資源であるアワビ・ウニ等に、良好な餌料環境・棲み場環境を提供できるよう、新生群落の形成を図るため、胞子の供給基地(母藻)という重要な役割を担っています。

 

型式:ネストン16t型(アラメ増殖タイプ)の製作から据付まで

6月 アラメの採苗

アラメの成実葉から胞子を採集し、種糸に採苗。
適切な温度・光管理のもとで、幼葉(1〜2cm)になるまで成長させます。

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10月 種糸のとりつけ・本養成

280×280×150(mm)のブロックに、種糸を巻き付けます。
これを養殖縄に吊るして本養成を行います。

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同時期にネストン16t型の製作が始まりました。
ブロックの天端面には、アラメブロックを埋め込むための箱抜きが、1ブロック当り12個設けられています。

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1月 アラメブロックの引き上げ

幼葉の状態で、海中に投入されたアラメは、約3ヶ月で30cm程度にまで育ちます。
この状態で一時回収作業にはいります。

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アラメブロックのネストン16tへの装着

陸揚されたアラメブロックを、ネストン16t型に装着します。
その際、アラメブロックが抜けないように、くさびで固定します。

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据付完了

アラメブロックを装着したネストンは、ただちに海底へセットされました。

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据付半年経過後

投入後、約半年経過後の状況です。

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藻場造成に向けて…

今回の赤磯地区周辺は、付近の水域が磯焼け、または海藻類の植生被度が低い場所で、かつて幾度となく藻場の造成が試みられましたが、ウニの食害等に遭い、十分な効果を得ることが出来ませんでした。
このような背景のもと、ネストン16t型を使用した工法は、以下のような特徴を持っています。

  1. 海藻をある程度の大きさ(成葉)になるまで育成管理することで、ウニ等の藻食動物による被害を最小限度に抑えることが出来る。
  2. 藻食動物による被害や付着の競合により、母藻が消滅しても交換可能な基質を保つことが出来る。
  3. 多年藻(約5年)のアラメを育成することにより、しばらくはメンテナンスフリーの状態が期待でき、すなわち今後5年間はこれを母藻として、周辺海域へ継続的に胞子の供給が期待できる。
  4. 設置水深は-8.00m付近の砂地盤上で、ブロック高さが2.50mあるネストン16t型を使用することに より、藻類が育成しやすい光環境(-5.00m付近)を得ることが出来る。
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沿岸域における藻場は、わたしたちの食料としての海藻(コンブ・ワカメ等)や有用海産生物(ウニ・アワビ・サザエ等)の餌料を提供してくれるだけでなく、様々な水生生物の生育場−魚類の棲み場・隠れ場・産卵場−として、また底質の安定、栄養塩類の吸収による水質の浄化等…大切な存在であり、まさに“海の森”とも言えるでしょう。
この海の森を保全し、また積極的に造成していくことは、今後ますます重要になっていくことでしょう。

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岩手県 大船渡市赤崎地区

型式:ネストン16t型

設置水深は、−5m〜−8mで天端面の約80%にコンブが植生しコンブの間には殻長6cm〜12cmの大型のアワビが着生していました。

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岩手県 釜石市長崎地区

型式:ネストン4t型

設置水深は、−6m〜−9mで天端面にはコンブが群生。
アワビは殻長5cm〜10cm程度のものがコンブの間に相当数ひそんでおり、ブロック全体にも平均的に着生していました。

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